火星の地上、シチノコの森

遠くの空で雷が鳴っている

2022-01-01から1年間の記事一覧

次は西の国に

あつ やりたいことを見失った 行きたかった場所に行く気力が、ガソリンが、底を尽きていた 何を生かすか 何を棄てるか まるで、もう私は死にました とでもいうように、自分がいないことにして 腑に落とす ロッカーは20歳を越えたら余生だと 街を歩きながら思…

ムーアの世界

アウトプットよりもインプットが少ない時、 空っぽの虚勢を張り上げて、がなり立てている。 アドレナリンは出ないけれど、空っぽのライブと 馴染めないタバコの匂いのするライブハウスで、やり過ごせないまま時が 過ぎるのを待つだけだ。 好きなライブハウス…

おはようまだやろう

もう何も求めず、なにも期待せず 全てを諦めた あとで微かに響く 人生は、やっかいなことがたくさんあった方が面白いかもしれない。 面倒なことがたくさんあった方がおもしろい。 久々に人と呑んだりして、その大切さを噛み締めたりする。 忘れるな、生きる…

サーカス物語

自分は絵にならない。自分は華が足りない。 その前に実力が、実績が、足りないものだらけだ。 自分に関して語ることなんて、何もないけれど、 どうして自分は誰かの作ったトラックの上で、詩の朗読なんかを したことがないのか、何かに惹かれていくようにギ…

紙の家

紙でできた家に住んで 雨を凌いでいる 俺はラッパを吹いて 明日について考えている 生まれた時からずっと迷っている この世の落とし所を探す旅。 ぬるま湯に浸かる人間たちに会った。 彼らは 食べ物を食べながら、人生は暇潰しだと、言った。 ギターを鳴らし…

頭がいかれて大切なことが思い出せない。 そういえば曲を作らないといけなかったんだ。 いけなかったんじゃく、作りたかったんだ。 ヘドロの吐き出し口見たいな風にブログを使って、 つまらないことでいっぱいな頭を、少しでも掃除してやろうと 思うのだけど…

歌詞の構想

あの子は樹の中に住んでいる。 夜空にはこちらを睨みつけるオパール彗星が真っ直ぐに向かってきているのが見える。 ほんの瞬きの間に溢れていったプラスチックゴミを、まとめて火星に送る計画が、 進んでいるという。 森の中で、DJのライブが行われる。なん…

火星からみたオパール彗星

もやもやモヤモヤもやとする。 人と比べるたびに、自分の歪さを自分の中に見つけてしまう。 決して器用ではなく不器用さながらだが、 自分はこの世のどこに生きていけばいいんでしょうか、と 自問自答するほどにこんがらがっている。 それは蓋をしつつもずっ…

so It's barn in

そこにあるのは空の下だった 意味のあることばを探したけれど見つからず 覗き込んだ鏡に映ったのは空っぽの身体だった 花にユーモアを吹き込んだ神様は それとは反対に水銀には破壊を封じ込めたという 火にも水にも洞窟にも神様は宿るというけれど 誰にも見…

オパール彗星

オパール彗星の谷 米粉の上に乗って宇宙 時のゆくまにまに 蒼く沈む大地に白い氷が空からおちる 音もなくただそこに伸びる 白い 空気に 絵具が染みる オレンジ色した僕は メラメラと燃えてる雨に飛び込む オパールの彗星は 何か 考えていたんではなく ただ空…

マーシャルと左目

マーシャルと左目 電柱の上のカラス 東の大陸を見つめ 灰色と紫の奥に 光とあくまを見つめる 世界 空の裂け目からあくま 都会の空 笑いながらとんでた のろまな僕は置いてけぼりで ずっと、まえに残ったままだ コロコロのドングリみたいに 軽く転がっていけ…